fuwak’s blog

ゆるゆる言語をがんばりたい!

ピアノの森巡り ポーランド・ワルシャワ2泊3日 一人旅の旅行記

ジンドブレ!

ポーランド語は発音も難しく覚えにくいですが、ジンドブレとドゥィゼーニャだけは覚えて帰ってきました。「こんにちは!」と「さようなら」です。

 

今回はベルリン発、ワルシャワ2泊3日の旅行の記録を残そうと思います。

メインテーマは漫画「ピアノの森」に関連する名所巡りなので、同じように「ピアノの森」を読んでワルシャワに行きたくなった方の参考になれば嬉しいです。

以下、思い出が多すぎて長文になっております!ピアノの森関係なく料理などの写真も載せていくので、気になる部分だけ読んでください🎹

(音楽の知識は無く、ショパン巡りというよりかは、漫画に描かれたところに行ってみたい!というモチベーションで色々な所に行ったので、ショパンへの思い入れがピアノ経験がある方に比べて全然無いです。。カイがショパンコンクールで弾いた曲を予習したくらいです…!それでも十分に楽しかった!)

1日目
ベルリン発の電車は8-9割の席が埋まっていました。

水をもらいました

 

ベルリンからは6時間弱で到着。

ホームから階段を上ってすぐのところ。奥のKANTORで両替しました。



駅から出てすぐに文化科学宮殿が見えるので、近くに行ってみることにしました。きっとみんな観光客は同じ感じで引き寄せられて行ってしまうと思います。

これは多分真正面ではないですね。しかも結局中へは行きませんでした。

そのまままっすぐ進むと、地下鉄の中央駅があるのでそこまで向かいました。

地下鉄のマークが可愛い

ただ、人が多くてびびってしまったのと、宿まで歩いて40分ほどでその途中に寄りたい所を発見したので歩いていくことにしました。

寄りたかったところその1は、、


コペルニクス像!

雨宮くんとカイが一緒に来てた記憶があります。 あまり観光名所っぽくはない印象。


しかも、地図で近いことは確認していたのですが、向かい側には聖十字架教会がありました。

ここがかの有名な…!!とテンションが上がりつつ荷物も多かったので、外見だけ撮って翌日に行くことにしました。


街並みは綺麗なので、歩くのも苦ではありませんでした。ただ、宿につく頃には体がめっちゃ冷えてました。チェックインの紙を書く時手がかじかんでた…



(最短経路を選んだ&旧市街の広場をチェックしなかった結果、バルバカンの外側の道を歩いていくことになりました!数分違うだけで広場を通る道を進めたのに…)

宿に荷物を置いて、一番最初に向かったのは、可愛いデザインで有名なLove Poland Designさん。11時-19時閉店で、行くなら今日だ!と思って行きました。

 

ユニークな靴下をお土産に買いました。

(ただ、3日目にこちらの商品を売っているお店で9時位から空いているお店を旧市街のどこかで見つけました)

夜ご飯はグーグルマップで評価の高いZapiecekをチェックしていました。旧市街には何店舗もあるみたいで、宿から2番目に近いところは旧市街の奥の方なので混んでおらず、一人でも肩身が狭くなかったのでおすすめです。


結果的には多分二人分の量を頼んでしまってめちゃくちゃ量が多かったんですが、冷えた体に温かいジュレックが染み渡って本当に美味しくて、ワルシャワ最高‥✨✨✨と思っていました

ピエロギとジュレック。二皿で1800円くらいでした。

ジュレックはガイドブックですっぱいという風に書かれていて、酸っぱいものは苦手な私的には挑戦!!という感じだったのですが、酸っぱさはさほど感じず本当においしいスープでした。

さらに、、お腹がかなりいっぱいだったけど、向かいにWedelのカフェがあり、最高の立地すぎる!!とテンションが上がり入ってしまいました。

一番小さなサイズのホットチョコレートをテイクアウトし、宿まで飲みながら向かったんですが、濃厚さ!美味しさ!!素晴らしかったです

このホットチョコレートの美味しさが今でも忘れられません。

 

一日目はこのあたりで終わり。


2日目
予定では(早起きできたらワジェンキ公園→)聖十字架教会→ショパン博物館→ワルシャワ音楽アカデミー→国立フィルハーモニー→旧市街のつもりだったんですが、宿が想像以上に旧市街に近かったのと、寝坊をしたので予定を変えて旧市街から見ることにしました。

昨日は中心部から宿に行くとき最短経路を行ったせいで、宿の立地の良さを理解していませんでしたが
Hostel Okidokiとても良い立地のところにあります。 
 

歩いて2-3分でバルバカン、そして広場に。ああ、ここがかぁ…!と感慨に浸りました。

ちなみに、朝8-9時頃に行きましたが、遠足?に来ている子供たちがたくさんいました。3日目もたくさんいました。


行きたかった聖十字架教会は10時開館で微妙に時間を持て余したので、朝早くから開いてるチョコ屋へ向かいました。前日に買った1日券をやっと使えました。

 

カラメロチョコレートの外観


Twitterワルシャワ チョコと調べるとWedelよりもたくさんツイートが出てくるKaramelloさんです。確かに安かった。

左の16個入のもので1000円くらいかな


チョコを購入しても10時前だったので、外観だけ撮りたかったワルシャワ音楽アカデミーに行きました。

中に入っていく学生さんもちらほら


外観を撮るだけで満足だったけど、ショパンが聴けるベンチや、

30秒くらい流れます。


音符のモニュメントもありました。

 

よーく見ると…

楽譜が描かれた壁があることは知っていましたが、結構落書きされていました。。。
学校の中からは演奏が聴こえてきました。

 


向かいのショパン博物館は11時開館だったので、こちらも外観だけ撮りました。

その後は前日の夕飯が胃に残ってるとは、おなかが減ったので朝ごはんのような昼ご飯を食べに。

地球の歩き方にも載っていて、チェックしていたA.Blikleです。


ポンチキとチーズケーキでまた胃が苦しくなるくらい食べました。

ちなみに、、皆さんはこれいくらぐらいだと思いますか、、?

55ズロチと言われそのまま払ってしまい、さらに5ズロチもチップで払ってしまったんですが、店を出てしばらくして日本円に換算してから高すぎる!!!!と思ったんです。。。

記憶の中でも、ポンチキが6ズウォティ、ラテが18ズウォティ、セルニクが12ズウォティで合計多分35ズウォティだったと思います。。

ぼったくられたのかなーそれとも店内で食べたから高くついたのかなーとか色々思いますが、油断しきっていたのかワルシャワの楽しさで舞い上がっていたのか。。。

そして、こちらの方はあまりレシートを言わないと渡してくれないので、ちゃんともらうようにしていればよかったのかもしれません。。



その後はやっと聖十字架教会へ。入り口はよくわからなかったのですが、どうも皆右の入り口から入って左から出ていくようです。


ここでパイプオルガンの演奏を聴けるなんて…と思いながら、漫画のシーンを思い出して浸ります。
雨宮の成長と雨宮父を思いながら、、笑

パイプオルガン

ショパンの心臓


ここでも遠足の子どもたちがいたのですが、3分としないうちに出ていったので驚きました。私もサクッと見て、11時前だったのでショパン博物館へ向かいました

すると、、ショパン博物館のチケット売り場で「来年の4月まで休館だよ」とのこと。。ショック。。

そういうこともあるよね、、と思いながら国立フィルハーモニーヘ行くことにしました。

良い角度で写真を撮るのは難しかったです。


思いの外小さかったです笑
計画を立てているときには中に入れないことはわかっていたのですが、やっぱり少し中を見てみたい気持ちもありました笑
金土日を旅程に含めると、コンサートがやっていて入れると思います。

ワジェンキ公園に向かうには心の準備が出来ていなかったのと、まだ曇っていて天気予報では数時間後に晴れるということだったので、時間潰しのために
文化科学宮殿にでも行くかなあ…と思っていたら、チェックしていたボレスワヴィエツ陶器のお店が文化科学宮殿の先にあったのでそちらに!

 

goo.gl


ここで初めて地下鉄に乗って向かうことにしました。改札があってびっくりです。

1件目のお店。なんて呼べばいいのかわからない...


アウトレットのお店とのことですが、柄も豊富できれいなお皿がたくさん。600円くらいでかわいい平皿を買いました。梱包もしっかりしてくれました。


晴れろ!と願いながらこの旅行最大の目玉ワジェンキ公園に行くことにした。



ショパン像!!!これが見たかったんだよーーーー!!!!
晴れとは言えないけど、少し青空が見えて嬉しかったです!!


リスにも会えました

 

ベンチ。なんかカイとレフとか、カイと雨宮とか、いろんな二人組の関わり合いを思い出しました。







「ボレスワヴィエツ陶器」のgoogle map検索でワジェンキ公園方面に日本人のレビューがついているお店がありチェックしていたので、二軒目のボレスワヴィエツ陶器のお店へ向かいました。

goo.gl

ここかな...?と少し不安になりました

1軒目に比べてこじんまりとして、見た目も雑多な感じでしたが行ってよかった。ドゥィゼニャ!というとにっこり笑ってくれたのが嬉しかったです。


夕飯にはポーランド人のルームメイトおすすめのお店「ウキウキうどん」に行きました。

goo.gl

KAMAAGEとYASAI



久しぶりの店で食べる日本食!美味しかった!店内は17時前だったのにほぼ満席で大繁盛でした!ワルシャワのレストランランキングで1位になったこともあるそうです。

旧市街へ戻ると、少し晴れていました。人が全くいないけど曇っている朝と、少しでも晴れている夕方だったらこちらの方が綺麗だな、と思いながらまたもたくさん写真をとりました笑

 

ホットチョコレートドリンク。16ズウォティくらい

 

2日目終わり。

 

ここで一回細々としたことについてまとめておこうと思います。

コロナについて:三日間でマスクをしているひとを見かけたのは3回くらいだけです。そのうち2回は見た目はアジアからの観光客ぽく、現地の人でマスクをしている人を見たのは地下鉄の中でマスクをしている高齢者の方だけでした。ドイツでは交通機関内のみマスク義務があるので、勝手に同じかと思っていましたが、もうマスク義務は無いのかな?という感じです。2週間前の旅行でコロナに罹った(?疲れで発症した)前科があるので、混み合ってるバスや電車内ではマスクをしましたが、観光客の見た目かマスクからか結構ジロジロ見られました。 

治安について:ベルリンよりも良いように感じます。町の綺麗さなどからかな?もちろん適宜リュックを前に持ったり、カメラを使わない時は見えないようにしまうなどはしましたが…
夜一人で歩いたのは旧市街の近くだけなので、中央駅付近になると話は別かもしれませんが、9時位に女一人でスーパーにいく分にも全然問題が無かったです。アジア人のからかいを受けることもありませんでした。
聖十字架教会にはブログか地球の歩き方ででスリに遭いかけた話を読んだことがあったので注意していき、スリではないですが物乞い?には遭いました。そのくらいです。


物価について:

宿について:

https://g.page/okidokioldtown?share



スーパーも近くにありました。NIEGAZOWANAが炭酸無しの水です。


3日目

私の心残りはシャルロトカとザピエカンカでした。朝9時開店のカフェのメニューにtraditional apple pieの文字を発見したのでそこへ行くことに。

https://g.page/Shabby?share

オシャレな雰囲気のお店でした。

18ズウォティのシャルロトカと8ズウォティエスプレッソ


残念ながら温かくなく、アイスも添えられていない、普通のアップルパイでした。
向かいに架かっていた写真がワジェンキ宮殿の写真だったのと、流れている音楽が自分の好きな曲だったので良しとする。Wi-Fiもあったので、過ごしやすいかもしれません。

温かいシャルロトカはドイツのポーランド料理屋さんでリベンジでもしたいと思います。

電車の出発まであと20分!のところでザピエカンカを発見しました。冷凍のをその場で解凍してもらう感じのスタイル。10ズウォティ
コンビニみたいなところで、3席ほど座れるところも全部埋まっていたのでホームで急
いで食べました。


昨日新世界通り歩いてるときにみんなピザを歩きながら食べていたし、おかしくないよね?と思いながら。
(ちなみに3日間、圧倒的にザピエカンカよりもピザの方が街中で多く見かけました。食べやすいからかな?)

食べ終わらないうちに電車が来てしまったので、ワルシャワへの別れを惜しむまもなく電車に慌ただしく乗りました。。


席はかなりゆったりしていて、あまり埋まっていない印象。Wifiはありませんでしたが、コンセントがありました。アナウンスの英語が行きより聴き取りやすかったのと「ジンドブレ」に嬉しくなりました。
また、窓側の席だったので景色をじっくり見られました。行きは撮れなかった平らなポーランドの大地の写真を撮れて、大満足の帰り道でした。

この旅ではたくさんマズルカを聴きました。



総括
旅行って大抵一度行ったことがある場所は行かなくてもいいかなと思ってしまうんですが、ワルシャワはまたぜひ行きたい、そしてワルシャワ以外のポーランドの都市にも行ってみたいと常に思っていた3日間でした。
ピアノの森という漫画のおかげでワルシャワにこんなに興味を持ちましたが、ワルシャワへの旅行のおかげで、行く前は漫画を読み直してショパンを聴くきっかけになり、そして行ったあとはピアノの森という漫画をより好きになることができました。本当に良い漫画に出会い、素晴らしい旅行ができたと思います。


ドヴィゼーニャ!